090: 創部100周年記念シンポジウムで学生ラグビーの意義を議論(速報)

更新日:7月25日



 創部100周年を迎えた京都大学ラグビー部の記念シンポジウム「学生スポーツとしてのラグビーが目指すべき将来像」が7月10日、京都市左京区の京都大学時計台記念ホールで開かれた。「京大は天然芝と人工芝のグラウンド2面にクラブハウスまで持っており、地域貢献の拠点になり得る」「ラグビーで養われる身体を通した人間関係は、仮想空間では決して得られない。未来のリーダーを目指す若者が経験すれば利点になる」など、多彩な意見が交わされた。


▼100周年記念シンポジウム(パネラーディスカッション)の映像はこちら



山極寿一・京大前総長は、専門のゴリラ研究を引き合いに「集団が身体を共鳴させて信頼関係を築くギリギリのサイズが15人で、まさにラグビー。ボールを持つ選手が先頭を走り、背中で意思を伝達する点でも、他のチームスポーツの中でラグビーは抜きん出ている」と、学生時代にラグビーに親しむ意義を説いた。



玉塚元一・ジャパンラグビーリーグワン理事長は、ローソンやロッテホールディングスなど豊富な企業経営の経験から「華やかなプレーの陰には、それを支える地味なプレーがある。そうしたチームプレーの本質を学べる」としたうえで、「これからのリーダーに求められる武士道、すなわち正しい道徳観、倫理観もラグビーは育んでくれる」と強調した。


廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテンは、15か国の出身者からなるチームをまとめ上げた要点について「まず人間関係。自分の正解を押し付けず、お互い歩み寄る。もう1点はチームの大義や目的を共有すること」とした。京大については「らしさ、カラー、価値観を突き詰めて大事にし、意思統一して挑戦し続けてほしい」とエールを送った。

就任6年目となる溝口正人・京大ラグビー部監督は「ラグビーは局面が変わるたびに瞬時の判断が求められるが、人生の様々な場面でもまったく同じ。京大は学生が自主的に考えて動くのが伝統で、将来の大きな財産になる」と力説。「100周年を機に多くの先輩らと接し、クラブへの愛をひしひしと感じる。そうした仲間を作れるのも大きい」と話した。





シンポジウムには現役部員やOB、OGのほか、定期戦・リーグ戦の相手校、ラグビー協会関係者ら約300人が参加。オンラインでも配信し、約210人が視聴した。

京都大学ラグビー部は1910年創部の旧制第三高等学校(後の京都大学教養部)を源流とし、1922年に大学に正式承認された。下鴨神社には1910年に関西で初めてラグビーをしたことを記念した「第一蹴の地」の石碑が建立され、「聖地」として人気を呼んでいる。


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京大ラグビー部創部100周年記念シンポジウム/式典

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※式典・パネルディスカッションの詳細は後日改めてレポート予定です。



→世界遺産下鴨神社ラグビー第一蹴の地顕彰会

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