100th.kiurfc2023年9月14日114: 京大の前に出るディフェンス、ひたむきさ。リスペクトしている(宮本 啓希・同志社大学ラグビー部監督)同志社大学は1984年度を最後に大学日本一から遠ざかっている。関西の大学ラグビー界は近年、天理大学が初の栄冠を手にし、京都産業大学は2年連続4強入りと上向きだ。ただ、「やっぱり『紺グレ』」という声は根強い。 京都大学との縁は深く、長い。定期戦は100年もの長きにわたって続け...
100th.kiurfc2023年3月23日111: リーダー育成がラグビーの原点。オックスフォード大は模範だ(林 敏之さん・元日本代表主将)「壊し屋」の異名で対戦相手から恐れられた元日本代表の林敏之さんは、オックスフォード大学に留学した経験があり、ケンブリッジ大学との定期戦に出場した選手に与えられる「ブルー」の称号を持つ。2023年4月にオックスフォード大が来日し、京都大学と対戦するのを前に、オックスフォード大...
100th.kiurfc2022年1月6日063: 京大ラグビー部1982年度の戦い〈中編〉 (S58 金治 伸隆/峯本 耕治/清水 浩/池城 俊郎/佐土井 俊之/下平 憲義/岩田 天植)シーズン開幕戦 慶応大定期戦直後の悲劇 1982年度の秋のシーズンは、9月15日の慶応大学との定期戦で始まった。しかしながらここに大きな悲劇が待っていた。残暑の厳しい大阪長居競技場での試合だった。シーズン初戦の公式戦が関東の強豪慶応大学、1番プロップで出場した三回生日野君も...
100th.kiurfc2021年8月5日041: 【創世記編4】動き出した天狗たち(S55 真田 正明)まだ三高にも入っていない京都一中卒の浪人生、香山蕃が大正5年(1916年)、京大生らを集めてつくった天狗俱楽部は、岡崎の平安神宮前にあった広場で練習を始めた。結成後数か月で対外試合に臨み、初戦の神戸外人には3-14で敗れた。以来、天狗倶楽部は何度も神戸まで出かけているが、そ...