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018: 大学でラグビーに取り組む価値(山中伸弥・ iPS細胞研究所所長/特別インタビュー3)

最終更新: 2日前

"To The NEXT 100 Yrs" 次の100年へ。

《特別インタビュー》


山中伸弥さんはiPS細胞の研究で日本人2人目のノーベル生理学・医学賞受賞となった。研究生活で歴史的な成果を残すことができたのは、神戸大学医学部時代にラグビーをしたことが大きく生きていたという。その経験を踏まえ、ラグビーをしようか迷っている学生に山中先生はエールを贈る。


――大学4年間という時期にラグビーに取り組む価値は何ですか?

僕が大学で1番何を身につけたかというと、結局ラグビーで学んだことでした。僕はラグビーをやったのは3年だけですが、かなり集中してやりました。あの3年で人生がずいぶん変わったなと思います。だから、その後に研究者で頑張れたのも、ノーベル賞をいただくことができたのも、あの3年がなければきっとなかった。全然違う人生になったと思っています。(ラグビーをするかどうか)迷っているんだったら、みんなやってほしいなと本当に思います。

それだけの価値のあるスポーツですし、学ぶものも本当に多いですし、社会に出てからもラグビーの経験がすごく生きています。僕も研究者だけじゃなく、色々な企業の方とも接点があります。銀行だったり、製造業だったり、その要所要所にラガーマンがいます。本当にすごいと思います。レベルは全然違うんですが、「僕もラグビーをしていました」と言うだけで壁がなくなるというか、随分、話も弾んだりして。そういう意味からも、ラグビーの力はやった人にしか分からないものがあるかもしれないが、一生続く財産だと思っています。ぜひ多くの若者がラグビーをやってほしいなと思います。


取材:谷口 誠(H14/FL、日本経済新聞 記者)/西尾 仁志(H2 /CTB)/横野正憲(H2 /FL)(2020年12月17日/ZOOMにて取材)


山中伸弥先生への取材は、関西ラグビーフットボール協会の藪木宏之事務局長にご協力をいただきました。ありがとうございました。


▼山中伸弥さんのプロフィール

1962年、大阪府生まれ。神戸大学医学部時代に3年間、ラグビー部に所属した。1987年に同大卒業。1993年に大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了。米グラッドストーン研究所博士研究員などを経て、2004年から京大再生医科学研究所教授。2007年にヒトの皮膚細胞からiPS(人工多能性幹)細胞の作製に成功した。2010年から京大iPS細胞研究所長。2010年に文化勲章、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。



↓山中伸弥教授(iPS細胞研究所所長)の「特別インタビュー3」動画はこちら(約4分)



↓学生のみなさんへのメッセージ動画はこちら(4分)


●全国のラグビー関係者のみなさまへ

山中先生のご厚意により、「学生のみなさんへのメッセージ動画」(4分間)は、ラグビーのPRや部員勧誘のために自由にご活用いただけます。ウェブサイトに動画のリンクを張ったり、SNSなどでぜひご共有ください。

リンク:https://youtu.be/CfWHC39qoaE


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