100th.kiurfc6 日前087: Oxford留学とラグビー〈後編〉(H29 大藤 勇太)京都大学ラグビー部からは卒業生2名がOxford大学に留学している。単位取得のための厳しい学業のかたわら、それぞれのCollegeのラグビー部に入部し、世界各国から集まったラガーマンたちと交流を深めた。22年現在Oxfordに在学中のH29大藤氏の留学レポートを前回に続いて...
100th.kiurfc6月15日086: Oxford留学とラグビー〈前編〉(S58 塚脇 正幸/H29 大藤 勇太)京都大学ラグビー部からは卒業生2名がOxford大学に留学している。単位取得のための厳しい学業のかたわら、それぞれのCollegeのラグビー部に入部し、世界各国から集まったラガーマンたちと交流を深めた。今回は初めて留学生となった昭和58年卒・塚脇正幸氏のコメントと、2022...
100th.kiurfc5月25日083: 限界を越えさせてくれたもの〜BREAK THE LIMIT(H21 森田 暢謙)チーム始動〜不安と期待〜 2008年度、チームの主将を任されたとき、大きな不安と重圧を感じました。2007年度、当時の平成史上最高の成績を修め、京大の強さを支えた飯島組がごっそりと引退し、残ったFWのレギュラーメンバーはわずか2人。変わってメンバー入りしたのは、1年間を通し...
100th.kiurfc4月27日079: 1971年シーズンを振り返る〈前編〉19年ぶりの慶應戦勝利と全国大学選手権出場(S47 前田眞孝/平岡康行/湯谷博/S48田代芳孝/石田徳治/S49清(旧姓吉川)史彦/S50 水田和彦)京大ラグビー部100周年を迎えるにあたって、S46年のシーズンを振り返ってみようと、当事者数名でZOOM座談会を開催した。 メンバーは、前田眞孝、平岡康行、湯谷博、田代芳孝、清(旧姓吉川)史彦、水田和彦の6名。 プロローグ:1971年12月19日...
100th.kiurfc4月13日077: 京大とオックスフォード大のラグビー交流~学士ラガー倶楽部の海外交流/Kew Occasionals親善試合(H2 稲葉 裕)京大、東大はじめとする旧帝大ラグビー部OBをメンバーとする日本最古のクラブチームである学士ラガー倶楽部(以下「学士」)は、1928年の創立以来、京大ラグビー部OBに卒業後のプレイの機会を提供してきた。学士は、1981年豪州、1985年英国、1989年カナダ、1993年ニュー...
100th.kiurfc3月23日074: 自分自身の解放のために、自分自身を律する。(S38 龍村 仁)⿓村仁は、京都にある⿓村美術織物の家系に⽣まれた。正倉院宝物など古代の織物の研究や、皇室への献納、⼤劇場の緞帳の制作で知られる⾼級織物の会社である。当主は歴代「平蔵」を世襲していて、初代平蔵は仁の祖⽗、父の謙は2代⽬平蔵だ。 叔父の晋は三⾼、東⼤のラグビー部(1933...
100th.kiurfc3月16日073: 「AABC➚B」これが平成2年卒の4年間〈後編〉(H2 溝口 正人・京大ラグビー部監督)現・京都大学ラグビー部監督の溝口 正人氏(H2年卒)に、現役時代の思い出などを振り返ってもらいました。(京大ラグビー部90周年史より) また、2021年12月に惜しくも逝去された同期・坂口誠さんへの追悼文(H2年卒 澤秀樹・文)もあわせて掲載します。 慶應大との定期戦で完敗...
100th.kiurfc3月9日072: 「AABC➚B」これが平成2年卒の4年間〈前編〉(H2 溝口 正人・京大ラグビー部監督)中学3年の夏、同級生と見よう見真似でラグビーを始め、兵庫県立神戸高校、京都大学で主将。京大では一回生からレギュラー。2016年のCリーグ降格を機に翌2017年、監督就任。学生の自主性に任せつつ明るい雰囲気を醸してAリーグ昇格を目指す溝口正人監督。...
100th.kiurfc3月2日071: 自由な発想と、未経験者を育てる土壌が真髄だ(H10 本田 剛久×H13 榎原 友樹・主将対談〈後編〉)"To The NEXT 100 Yrs" 次の100年へ。 OBから現役世代へ、さらには未来の京大ラガーに向けて幅広く未来を語り、繋ぐ。リレー対談形式のインタビューコンテンツです。 本田剛久さん(H10卒)、榎原友樹さん(H13卒)の主将経験者2人に、京大ラグビーの特徴や...
100th.kiurfc2月23日070: もがいてたどり着いた先進的なラグビー(H10 本田 剛久×H13 榎原 友樹・主将対談〈前編〉)"To The NEXT 100 Yrs" 次の100年へ。 OBから現役世代へ、さらには未来の京大ラガーに向けて幅広く未来を語り、繋ぐ。リレー対談形式のインタビューコンテンツです。 京大ラグビー部員の兄を持ち、1回生からレギュラーを獲得、4回生では主将と、本田剛久さん(H...
100th.kiurfc2月16日069: 終戦後のラグビー事情 (S28 岸田 健/堀 敬二)太平洋戦争が終わり、日本のラグビーも復活した。それからしばらくたった昭和20年代半ばの京大ラグビー部の様子を、岸田健、堀敬二という大先輩に聞いた。2人は1953年卒で、インタビュー当時2人とも94歳。岸田は北野中学から四高(現金沢大)を経て1947年に入学。堀は桃山中から海...
100th.kiurfc2月9日068: 小よく大を制す。2018年の東大定期戦(H2 柴野 恭範)2022年に100回を迎える京都大学と東京大学との定期戦。平成で最高成績のBリーグ3位となった2018年度の試合は、元日本代表主将の横井章氏も観戦に訪れた。 その試合と交流のようすは、NHKでも放送された。 2018年12月23日 京都大VS.東京大 定期戦(一部)とAMF...
100th.kiurfc2月2日067: 国際交流2〜2010年ICL(Imperial College London)親善試合(S38 米良 章生)平成20年(2008年)、スコットランドの名門エジンバラ大学と対戦に続いて、2年後の平成22年、来日したICL(Imperial College London)と対戦した。京大側で対戦の実現に尽力した米良章生(昭和38年卒)の90周年誌への寄稿文と、試合後の監督、コーチおよ...
100th.kiurfc1月27日066: 国際交流1〜2008年英国エディンバラ大学親善試合(S38 米良 章生)京大ラグビー部は大正11年(1922年)の創部以来、海外のラグビーに目を向け新しい戦術とスキルに取り組んできた。大正15年には英国留学を終えた香山蕃をコーチに迎え、英国流オープンラグビーを実践し昭和3年から5年までの3年間に渡る全国制覇を果たした。...
100th.kiurfc1月5日063: 京大ラグビー部1982年度の戦い〈中編〉 (S58 金治 伸隆/峯本 耕治/清水 浩/池城 俊郎/佐土井 俊之/下平 憲義/岩田 天植)シーズン開幕戦 慶応大定期戦直後の悲劇 1982年度の秋のシーズンは、9月15日の慶応大学との定期戦で始まった。しかしながらここに大きな悲劇が待っていた。残暑の厳しい大阪長居競技場での試合だった。シーズン初戦の公式戦が関東の強豪慶応大学、1番プロップで出場した三回生日野君も...
100th.kiurfc2021年12月27日062: 京大ラグビー部1982年度の戦い〈前編〉 (S58 金治 伸隆/峯本 耕治/清水 浩/池城 俊郎/佐土井 俊之/下平 憲義/岩田 天植)ユニークかつ有力なメンバーが集まった1979年入学メンバー 1979年度の京大ラグビー部の新入部員は、ユニークかつ有力なメンバーが集まった。まず大阪北野高校出身の下平は、1977年度の高校日本代表メンバーのキャプテンで、オーストラリア遠征も経験している。また神戸高校出身の金...
100th.kiurfc2021年12月20日061: 逆境から這い上がるー昭和30年前後の回想(S33 城田 育士/望月 秀郎/清水 卓)人生にも集団にも浮き沈みはある。波が低いときに次の飛躍への準備をする。その大切さを、昭和30年前後の京大ラグビー部の経験から学びたい。1958年(昭和33年)卒の望月秀郎、城田育士の両氏に聞いた。 戦後の日本ラグビーは、戦災を免れた京都から復活した。戦後最初の試合は、194...
100th.kiurfc2021年12月13日060: タックルの東大・展開の京大(東大S52 山田 健司 東大ラグビー部OB会長・東大S62 青山 和浩 東大ラグビー部部長・監督/特別インタビュー2)東大ラグビー部を創設した香山蕃は、1925年(大正14年)春から翌年夏ごろまで英国に留学し、帰国後、日本ラグビー協会の理事に就任した。香山が学んだのは、ボールを生かす本場の展開ラグビーである。ところが、当時の東大の主将で三高の後輩でもあった清瀬三郎(後の日本協会理事長)が目...
100th.kiurfc2021年12月8日059: 来年100回〜全国2番目の回数を誇る定期戦(東大S52 山田 健司 東大ラグビー部OB会長・東大S62 青山 和浩 東大ラグビー部部長・監督/特別インタビュー1)東大と京大のラグビー部は兄弟である。京都の三高出身の香山蕃は東大入学の翌年、1921年(大正10年)に東大にラグビー部をつくった。三高時代の親友、谷村敬介に京大にもラグビー部をつくるように勧め、早くも1922年1月10日に最初の試合をした(東大13-0京大)。どちらも大学当...
100th.kiurfc2021年12月1日058: 真摯にラグビーに向き合い、楽しむチームへ(H20 飯島 佳英)自ら猛練習を課し、接戦を最後に制する。そんなチームを作り上げ、歴史を刻んだ「飯島組」の2007年シーズンを振り返ってもらった。 スローガンは『Fight Hard』 2006年12月23日、天皇誕生日。3回生として迎えた東大とのシーズン最終戦、お世話になった4回生北原組、最...